丸山ゴンザレスさんの紀行本。アジア「罰当たり」旅行。

表紙とタイトルがマッチしすぎです。絶対やっちゃダメです。相当怒られます。数年前、ビレッジバンガードのバックパッカー本のコーナーを読みあさっていた時に発見。

マルゴンさんはむしろ筋が通っている事の方が多いと思います。結果的に罰当たりになってしまっている出来事は多々ありますが。笑。

ピリッとした緊張感と好奇心を欲していたハタチ前後の頃、他にも紀行本はたくさん読みましたがその中でも特に読み返した回数が多く、私はこの本を読んでバックパッカーに挑戦した一人といっても過言ではありません。

この本を読んで、無茶な事やどっぷり危険な所へ行こうとは思わなかったのですが、同じ場所や同じような場面に出くわす楽しさが味わえました。「多分さっきの怪しいようなヤツとマルゴンさんは戦ったんだなあ」などなど、現地にて思いました。

隠語や手口などは普通に暮らしていると知る機会があまりないですから実際に旅の途中で出くわすトラップの解説のような感じで読んでもためになると思います。こんな世界や現実があるんだな、と購入当時は思いました。

もうだいぶ前ですので状況は変わっていると思いますが、スリルと当時の空気感や緊張感を想像できる旅本だと思います。今でもたまに読み返してしまいます。

追記(2016.6.29):
マルゴンさんの本は他にも数冊読みました。そして数年前から始まった「海外ブラックロード」ポッドキャストもたまに聞いてます♪そして今やTBSのクレイジージャーニーですっかり有名人?ですね。そんな個人的に思い入れがあるこの本の改訂版が出たようですっ!

アジア「罰当たり」旅行 丸山ゴンザレス 改訂版
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