ダイソーのフォトフレームで考えるフレームと写真の飾り方のポイント。


中学生の頃から使っていたポスターフレームが先日壊れてしまいました。ポスターや写真は、昔はガンガン貼ったり飾ったりしていましたが、今は、電源コードの目隠し用に1枚だけ飾っています。コンセント周りがゴチャつくのは現代人の悩みかもしれませんね。

さて、買い替えの為に探していた所、ダイソーに思い描いていたシンプルなフレームを発見。スタンドもゲット。

ダイソーのこっち系のフレームの欠点は裏の止め金具の貧弱な所。
何回も取り外しすると折れちゃいますね。形状を見る限り、取り外し仕様ではない可能性があります。

見栄えを良くするポイント

1.額縁を考える
装飾がある額縁はそれだけで目を引きますが、作品に合わせた額縁を選ぶor額縁に合わせた作品を選ばなければ、ちょっと不格好になる場合があります。明確な正解は無いのでなかなか難しいところですね。

美術館ではもちろん、老舗の喫茶店で作品に合わせた額縁が選ばれていたりするとちょっと好印象です。料理や飲み物も美味しい傾向にある気がします。笑。

反面、モノトーンでスッキリしている形状の額縁は、作品や設置場所も特に神経質にならなくとも合いやすいのではないでしょうか。額縁の主張が抑えられている為、作品に目が行きやすいですし、複数設置する場合は統一感が◎。

2.マットを付ける
マットとは、フレームのガラスと作品の間に挟む厚紙のことです。作品とガラスが密着すると塗料が移ったり剥がれたりと状態が悪くなる場合があるので、劣化を防ぐ目的で設置されます。(百均ではガラスではなく薄いアクリル仕様になっています)

装飾的な意味合いも強く、豪華に見せたり、視認性が向上する働きもあります。ぴったりサイズの額縁がない場合にも有効です。100均の画用紙と厚紙で簡単に作れてしまいますので、お手軽に見栄えアップする事が出来ます。

本来のマットの目的は期待できませんが、写真の周囲を縁で囲んでマットがあるように見せかける加工を写真編集ソフトで施してから、プリントアウトする方法も良いと思います。

載せている写真の額縁は全てA4サイズ、白いマット幅は3.5cm。Illustratorで余白を加工しました。写真編集ソフトによっては、予め加工オプションで「フレーム」加工出来るソフトもあると思います。

※写真は平和記念館のピロティの柱。木目が転写するよう木目調の木枠を意図的に設置してコンクリート打ち、無機質なコンクリートに表情を与えている粋なアイデア。
※もう一つの写真は、2006年頃のプノンペン(カンボジア)の托鉢するお坊さんの写真。